日本史の旅(4)

日本史の旅のつづきです。
【日本史のできごと】
247年か?
邪馬台国の女王卑弥呼没す。
径百余歩の冢(つか=墳丘)を作り、奴婢(ぬひ)百余人を殉葬(じゅんそう)。更に男王を立てしも、国中服せず、復(ま)た卑弥呼の宗女壹与(いよ)(台与[とよ]か)の年十三なるを立てて王と為す。国中遂に定まる。
(『魏志』倭人伝)

 邪馬台国の女王卑弥呼は、『魏志』倭人伝によると鬼道(呪術)の使い手だったとのこと。次の古墳時代初期
 の古墳の副葬品にも呪術的・宗教的色彩が強いことから、ほかの世界の古代文明国家と同じく、占いなどの
 呪術を用いる、司祭的、宗教的色彩の強いクニが、当時の日本にも存在したのですね。
266年 倭の女王(壹与[いよ]?)が、魏に代わった晋の都洛陽に使者を派遣。
 これ以後約150年間、倭に関する記述が中国の史書から消えます。果たしてこの間日本(倭)に何があったの   
 か謎です。これもこれからの発見に期待です。
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